安い弁当


「洋風ミックス弁当 ¥276」このお弁当を近所のスーパーで見つけた時には

思わず笑ってしまいました。

何が面白いのか?

いや、ただ安いだけで笑っちゃったのです。

そして頭の中には小学校の時の先生が語っていたことが蘇りました。

先生「年寄ってのはね、本当に戦争を経験してる年寄ってのは、”安い物がたくさんある”のが嬉しくて仕方ないのよ、でもこっち(先生)はそこまで貧しい時代を生きてないわけだから、美味しいものが少しの方が嬉しいのよ、なのにお母さんが安くて不味いお肉を大量に買ってきておすそわけしてくれるものだから、困ってるのよ・・・本人は嬉しいから娘に嬉しいものをおすそわけしてるだけで悪気が無いのはわかるだけにね、困るのよねぇ・・・」

私が小学生の頃の話ですからもう35年は前だと思いますが、おそらく私の先生の母親くらいになると日清・日露~第二次世界大戦までの戦争ばっかりやってた時代の経験者でしょう。

そのお母さんからすれば「安いものがお腹一杯食べれる」=「幸せ」なのですが

私の先生からすれば「まずい物もってくんな」って思ったのでしょう。

まあ、現代人ならそうだと思います。

だけど現代の私は「洋風ミックス弁当 ¥276」で笑いが込み上げてきました。

そう、幸せを感じたのです。

きっと貧乏暮らしが続いてるせいで、安い物を見るだけで幸せな気分になれる感覚になったのでしょう。

当然買って帰ってホクホク顔で食べましたよ。

貧乏は辛いことですが、感覚が変わってきて、その変わった感覚の中で幸せを感じたりする。

「幸せ」を感じる心って不思議なモノですね。

あくまで、心の中のセンスみたいなモノで感じてるだけなのでしょう。