創作活動をしてる人が犯罪や不倫をした場合、その人の創作物はこの世から消すべきなのか?

私は以前から「人を殺そうが放火しようが薬物使おうが、その人の創作物が良い物であるならばそれが悪い物に変わることは無い、世の中に残すべき」と思っていました。

 

創作物、今話してるのは文化的な作品のことです、つまり「この世に無くても困らないモノ」です。

あまりリアルに想像したくは無いですが「犯罪を犯すような狂気を持った人が産みだしたモノだからこそ惹かれる魅力」ってのはあると思います。

それから「クスリを使わないと名作を書けなかった作家」って貶し方も存在はしますが

その作家が「クスリを使ってでも見たかった景色、描きたかった作品」を読んでみたいとは思います。

「作品を作ることは命を削ること」なんて表現をしたりしますが、クスリを使ってでも作り出したい作品ってのは、より深刻に命・・・精神を削ってできた作品なのではないでしょうか?

その作家がクスリを使わないとそこまで辿りつけなかった境地だとしても、辿りつけたことは評価・・・いや「辿りついたこと」は評価しないでいいでしょう、

でも「作り上げた作品」はそれが素晴らしいモノであるならば正しく評価するべきだと思います。

良い物がこの世に生まれたのなら、その生い立ちが悪かったとしても、存在を消すことは無い。

愛でれば良いと思う。

さて、なんでこんな話をしだしたかと言いますと

まあ、覚醒剤とか大麻とか、あと不倫とか問題を起こした創作家の作品は「販売停止」にされがちですが

文化的な作品ってのはそれが無くても困らないから、販売停止になっても大問題になることはありません。

でも「良い人格から良い作品が生まれる」なんて全然思えません。

狂ってるから面白いのです。

狂った感性から狂った作品が生まれ、それを楽しんでいるわけです。

ですが、ある時、ネットを見て回ってると

「作品と作者は別物だから作品に罪は無い販売を続けろ、って意見を言う人がいるけど、これって作品と作者を分けることで作者をバカにしてるよね、作者と作品は不可分の関係で作品は作者無しでは作れないのだから、作者に問題があるのなら作品だって責任をとって世の中から消すべきなんだよ」という意見がありました。

私は少し「そうかも」と思ったのです。

作者の狂気が面白い→だからこそ面白い作品

         →だからこそ犯罪

作者ー作品ー犯罪 すべて一つの狂気で繋がってるのだから「全てを犯罪の罰として消すべき」という理屈です(作者はこの世から消えないので、表舞台から消えるって意味ですが)

一理はあるかもしれないが、作品と作者を分けてバカになどはしていない。

実際別物だし「美しい絵がかけた」とすれば、ただ「絵が美しい」だけで、作者が美しいわけでも何でもない。

事実として、作者と作品は別物だと思う。

結局何が言いたいのかと言うと

面白い物、美しい物、楽しい物、気持ち悪い物、怖い物、便利な物、等々

創作物をこの世から消したところで、この社会は何か得ることがあるんでしょうか?

犯罪者への社会的制裁って意味でしょうけど、そりゃあね

ドーピングやってオリンピックで金メダル取ったって、取り消しになっちゃいますよ、

ルールでドーピングはNG行為なんですから。

 

でも、私は犯罪者の創作物であってもそれが良い物であれば愛でたい。

良い物を愛でて何が悪いのか、犯罪を犯した作者は罰を受けて罪を償えば良いと思うが、その創作物が良い物なのに、急に悪い物に変わることも無い。

この世から良い物を消さないで欲しい。

 

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